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赤外域レーザによる脳組織蒸散時のモニタリングシステムの開発に関する研究

Er:YAGレーザを用いることで脳腫瘍の切除残骸を少なくすることが可能であると考えた。本研究では蒸散時における周囲組織への熱損傷を検討するため、Er:YAGレーザによる脳組織蒸散時の温度変化の測定及び熱損傷の評価を行った。






カスケード血液ポンプの開発

カスケードポンプは、多数の小さな溝の刻まれた円盤状のインペラを回転させ、ポンプ内の内壁に沿って渦を発生させて繰り返し加圧・移送するポンプである。他のポンプ形式と比較して高い圧力を発生させやすく、流量応答がよい特徴をもつ。研究では、血液ポンプとして実績のある遠心ポンプとカスケードポンプの特徴を組み合わせ、完全置換型人工心臓に適した新しい小型連続流量血液ポンプの試作を行った。



汎用データベースソフトを用いた医療機器管理データベースの開発と運営

最近では保守管理に伴う情報の分析を効率よく行うための機器管理ソフトが市販され、院内機器管理に使用されている。本研究では、情報の電子化による業務の効率化と一元化を目的に、汎用データベースソフトとバーコードを用いた医療機器データベースシステムの開発を行った。





アナログテレビオシロスコープの開発

医用電気・電子工学の学習において、目に見えない電気信号を視覚的な波形として観察可能にするオシロスコープは、学習の理解を助けるという点で非常に有用な装置である。研究では、個別学習をサポートするための波形観察装置として、マイコンを用いてアナログテレビに電圧信号波形を映し出す学習用教材の開発を行った。





電気メスにおける導電形対極板の安全監視機器の開発

電気メス使用の際に、患者熱傷防止機能として対極板装着部面積を認識して熱傷を未然に防ぐ間接的な監視方法が備わっているが、面積に依存しない熱傷に対しては監視することができない。
研究では、現在の電気メス安全回路モニタには装備されていない対極板温度モニタの開発を目的とし、対極板装着部の温度を20点で測定、1点でも基準温度を上回るとアラームを発する対極板監視機器作成を行った。



電磁スピニング粘度計の性能評価

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